引きこもり系男子の日常

本と音楽と珈琲の日常をだらだらと。。

100回泣くこと

 

 

TSUTAYAがCDレンタル10枚で1,000円っていうフェアをやっているの知ってますか。

 

耳にイヤホン付けたうさぎちゃんが

 

「お気に入りみつけようぜ」(うろ覚え)

 

みたいなこと言ってる例のあれです。

 

CDのレンタルって結構高いんですよね。

 

結構財布にダメージもらうんです。

 

そういうわけで、音楽好きな貧乏引きこもりには、かなりありがたい救済企画なわけです。

 

今日バイト前に行ってきました。

 

 

「この曲いい!!」

 

っていうアーティストは生活の中で色々思い浮かんではいるんですけど、

 

いざCDの棚を前にすると、不思議とさっぱり忘れてしまってたりします。

 

 

こんにちは。

 

将来絶対ボケることを確信してますheyheyです。

 

ぼけたくないなぁ。

 

人に迷惑かけたくないなぁ。

 

そんなこと思いながらのCD散策となりました。

 

さて、あれしますよ。

 

昨日読んだ本紹介するやつです。

 

 

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著・中村航『100回泣くこと』小学館文庫

 

 

出会い②では購入していなかった本ですが、この間漫画を売りに行った時100円で売っていたので思わず購入。

 

中村航さんの作品『デビクロくんの恋と魔法』を先日読んでいたこともあり、お金無いくせに思わず手を出してしまった作品です。

 

内容

実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、彼女から「バイクで帰ってあげなよ」と言われる。ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだった。

四年近く乗っていなかったバイク。彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げる。彼女は一年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。愛犬も一命を取り留めた。ブックの回復→バイクの修理→プロポーズ。幸せの連続線はどこまでも続くんだ、と思っていた。ずっとずっと続くんだと思っていたーー。(背表紙より引用)

 

 

背表紙読んで思う。

 

「あぁ、また悲しい恋愛ものを選んでしまった。」

 

最初は愛犬の危篤をきっかけ(あまり良い言い方ではないが)として、彼女との甘々な結婚の練習同居を書いている。

 

将来について議論ふる2人の間には確かな幸せを感じる。そんな日常を本当に上手く書かれている。

 

しかし、そんな幸せを書くだけの物語は、物語として成り立たないのが大概である。

 

そう。そんな2人にも不幸が訪れる。

 

予想がつく人もいるであろうが、

不幸の内容はネタバレになるので秘密。

 

 

読み終わって、とにかく本当に切ない気持ちでいっぱいになるそんな作品だった。

 

身もすくむような巨大な壁に押しつぶされて、身動きも取れないときは泣くしかないのである。

 

しばらく不幸な恋愛小説は、こりごりだと思いました。

 

(そんなこといって、また気づいたら手ェ出してるんだろうなとどこか思いながら。)

 

恋愛の残酷さの書き方に中村航を強く感じるそんな作品でした。

 

しばらくは、平和なやつ読むよう心がけよう。

 

メンタル持ちません。笑

 

 

それではノシ

 

 

 追伸

 

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「選ぼう!あなたの10枚」でした。